
なぜかというと、トラフグの仔魚を水槽で飼い、世代交代の度に毒が薄れ、やがて無毒になります。 しかし、この無毒の仔魚を海で飼育すると、本来の毒性をもつようになります。 このことは、他の毒を持ったふぐと同居しているから毒を持つようになるのか、摂取するエサの中に毒を作り出す素が入っていて、それが体内に溜まっていくのか・・・。 最近の有力な説として、「ふぐの毒」はテトロドトキシン生産細菌と呼ばれるバクテリアだという説があります。 最近生産した「ふぐの毒」が、食物連鎖によって濃縮されて体内に取り込まれます。 一方、ふぐの皮膚や腸内で増殖した細菌が、すぐに「ふぐの毒」を作り出すと言われています。
1マウス・ユニットとは、20グラムのねずみを30分で死亡させる毒の量を言います。 成人した大人1人が中毒死する毒の量は10,000マウス・ユニットと言われています。 例えば、その毒が1グラムあたり5,000マウス・ユニットだとすると、2グラムで死に至ることになります。 ■10マウス・ユニット以上、100マウス・ユニット未満では弱毒 ■100マウス・ユニット以上、1,000マウス・ユニット未満では強毒 それ以上になると猛毒になります。
他に、 ■胃は通常魚の胃袋のように「胃」としてあるのではなく、胃と皮膚の内側の組織が密着しています。 ■ウロコは変形して棘(トゲ)になります。棘鱗と言います。 ■腹鰭(ハラビレ)がない。 ■内臓を護る肋骨がない。
《資料提供》 農林水産省論文 西南海区水産研究所 資源管理部内海底魚資源・資源増殖部魚類増殖研究室より Copyright(C)2006 ふぐ料理 玄海 All Rights Reserved. |